ラブラドール・レトリバー 27kg 7才 避妊雌
3ヶ月前から時々足を挙げて歩くようになり、最近は常に挙げている。 触診とレントゲン検査から前十字靱帯の完全断裂と診断。
脛骨高平部水平化骨切り術(TPLO法)を実施。
術後、ロバートジョーンズ包帯法による管理及び定期的なレントゲン検査を実施。
前十字靱帯とは大腿骨と脛骨をつなぐ靱帯であり、脛骨が前方に滑り出す動きを制御する役割をしています。前十字靱帯が損傷すると、膝がぐらつき体重を支えられなくなったり、痛みや腫れが出たりすることがあります。前十字靱帯断裂は膝関節の緩みを確認する触診やレントゲン検査などによって診断されます。断裂した前十字靱帯は自然に元に戻ることはないため、ほとんどの場合で外科手術が推奨されます。