ジャック・ラッセル・テリア 6.2㎏ 5歳 避妊雌
マンションの2階から飛び降り、右側脛骨を骨折
プレートロッド法とラグスクリュー法を実施。
術後、ロバートジョーンズ包帯法による管理及び定期的なレントゲン検査を実施。骨癒合の経過を観察する。
脛骨粉砕骨折は膝から足首をつなぐ、いわゆる脛(すね)の骨が3つ以上の欠片に粉砕してしまうことをいいます。高所からの落下や交通事故により発生することが多いです。 今回は通常の骨折に用いる骨固定プレートだけでなく、髄内ピンという骨の中にピンを通し支えをつくる方法を実施し強度を高めました。また、ラグスクリュー法という骨の欠片をスクリューで押さえつける方法も併せて実施しています。 術後は包帯で固定後、安静に生活をするとともに定期的なレントゲン検査による経過観察が必要となります。