チワワ 4歳
家の2階から落下し、右後肢完全挙上。レントゲン検査にて右大腿骨の骨折と診断。
プレート固定法とクロスピン法を実施。
術後、ロバートジョーンズ包帯法による管理及び定期的なレントゲン検査を実施。骨癒合の経過を観察する。
大腿骨は太ももを支える太く丈夫な骨で、高所からの落下や交通事故など大きな力が加わったことで骨折するケースが一般的です。普段の生活において力がかかる部位であるため、ギプスなどによる外固定はあまり有効ではなく、ほとんどの場合、手術による治療が必要となります。今回の骨折ではプレート固定法とクロスピン法を併用し、強度の高い固定を行いました。